今回は「カレーに水を入れすぎた時の対策やアイディア」について解説します。
対策は色々ありますが、おすすめは以下のとおりです。
・時間がなく急いでいる時には、小麦粉や片栗粉を溶かして混ぜ込む
・ガス代がそこまで気にならないなら、じっくりと弱火で煮込む
・水があまりにも多すぎた場合は、カレー鍋など他の料理にしてしまう(かなり思い切った方法ですが…。)
カレーに水を入れすぎたけど、どう対処したらいいかわからないという方は多いです。
今回はそんな方に向けて、おすすめの対策やアイデアをたっぷりご紹介しますね。
ぜひ最後まで読んで最適解を見つけてください。
カレーに水を入れすぎた!よくある原因
カレー作っていると、「水分量を見誤ってしまった」、「味が薄くなった」などといったトラブルに遭遇することもあります。
私もよくやるんですよ…。
特に、たくさんの水を加えた後に、味が薄すぎることに気がつくことがあります。
水分の量は、「このくらいで大丈夫かな」と思ってざっくりと加えてしまったことで、結果的に多くなってしまったのでしょうね。
実は、水分過多のカレーこそ、自分だけの独自の美味しいカレーに進化するための機会になるんですよ!
とろみをつけたり、風味と深みを増すことにより、ワンランク上のカレーに生まれ変わります。
ここから、具体的なカレーの改善方法について見ていきましょう。
水を入れすぎたカレーを美味しくするための対策!とろみを取り戻す方法
カレー調理においては、よく遭遇するのが、味が薄いことやとろみが不充分なことです。
もし残余ルゥが存在するなら、それを足すことが簡単な対策ですが、 利用可能なルゥがない場合、どう対処するのでしょうか?
水分過多でとろみがなく、味が薄いカレーの改善方法を紹介します。
とろみについて
カレーに含まれる水分が過多だと、流れるような触感になることが一般的です。改善する手法は主に以下4つです
- 水で溶いた粉類(小麦粉、強力粉、片栗粉等)を混ぜる:注意すべきは、これを食材が煮え終わった後で加えることが肝心です。
- 弱火でじっくりと水分を飛ばして調理する:ただし配慮すべきは、ジャガイモが料理過程で形状を崩すことがある点です。
- 生ジャガイモをすりおろす:デンプンがとろみを生み出します。ただし、デンプン固有の匂いについては、それ程気にならないレベルです。
- ジャガイモをつぶしてとろみを付ける:ただし、ジャガイモが形状を維持できないケースも出てきます。
粉類を介してとろみを提供すると、カレーはまるで「あんかけ焼きそば」に似た食感を実現します。
次のステップとして、味の面に目を向けてみましょう。
どんなにプレゼンテーションが優れていても、味が十分でなければ満足することは難しいです。
水分が多いカレーの風味を良くするには
使えるものとしては、
醤油
ケチャップ
おろした果物
ソース
めんつゆ
などがあります。
これらの調味料は、カレーにおいて隠し味として役立てることができます。
たとえば、ケチャップやフルーツを多量に活用することで、キッズ向けの甘みのある味に調節できます。
その他にも、醤油やめんつゆを調味料として利用することで、和風味を出すことも可能です。
カレー粉で炒めた野菜、特に大量の微塵切り玉ねぎをカレー粉で炒めたものを使用することで、風味が豊かになるでしょう。
さらに他の調味料と一緒に使うことで、より一層美味しい味に仕上がります。
カレーを活用した料理術
必要な具材が手元になくとも、カレーをまったく新しい料理へと生まれ変わらせることが可能です。
まずは、ルーと具の部分を分けておくことをおすすめします。
ここで、カレーを利用した再調理の手法を数々お伝えします。
カレー鍋
土鍋にカレーを入れ、それに白菜や豆腐などの鍋で煮込む種類の野菜を一緒に煮込みます。その結果、変わったタイプのカレー鍋が味わえます。
カレーピラフ
炊飯器にカレールウを加え、普通の水代わりに使用し炊くことでご飯を炊きます。
炊き終わったら、あらかじめ準備しておいた具とチーズを混ぜ合わせると、カレーピラフが完成します。
リゾット
ピラフとは似ていますが、リゾットはカレーと白米を小鍋で煮込む料理です。
最後に、とろけるチーズをトッピングすることで完成します。
秘密のテクニック・裏技的手法
異なる種類のルゥの使用:シチューやハヤシライス向けのルゥ等
他のバリエーションのルゥを利用することも可能です。
レトルトカレーの使用:ルゥが足りない時は、レトルトカレーを加えて、フレーバーを整えることができます。
体験談!カレーに水を入れすぎて失敗したときに私がしたこと
カレー水入れすぎたときに、私がした対策とアイディア」
先日、カレーを作っていたのですが、うっかり水を入れすぎてしまい、少し焦りました。カレーは濃厚な味が大事なので、薄くなってしまうとがっかりしますよね。
最初はどうしようかと悩みましたが、焦っても仕方ないので、一度冷静になって対策を考えることにしました。
まず試したのが、カレールーを少し追加することです。ただ、それだけではまだ水っぽさが残り、理想のとろみにはならなかったので、次に思いついたのが、野菜やお肉を増やすことでした。
具材が増えることで水分を吸収してくれますし、ボリューム感もアップするので一石二鳥だと思いました。
それでもまだ少し薄い感じがしたので、最後に小麦粉を少し水で溶いてカレーに加えました。これが結構うまくいき、味もまとまり、見た目もとろみが出て完璧になりました。
最終的には、家族にも「おいしい!」と言ってもらえて、ほっとしました。
次回はもう少し慎重に水を加えようと思いますが、対策を身につけられたのは良かったなと思っています。
まとめ
カレーに水を入れすぎた時の対策は、以下のものがあります。
- 小麦粉や片栗粉を溶かし、混ぜ込む
- シチュー向けやハヤシライス用のルーを駆使する
- カレーをしんみり煮込み、不要な水分を減少させる
- ケチャップ、醬油、ソース、めんつゆ、果実を加入する
- ジャガイモをふんわりつぶして、とろみをつける
- レトルトカレーを利用する
- 新鮮なジャガイモをすり下ろし、追加する
- カレーピラフ、カレーリゾット、カレー鍋に進化させる
- カレー粉で炒めた野菜を混ぜ入れる
本当にたくさんの対策がありましたが、時間がなく急いでいる時には小麦粉や片栗粉を溶かして混ぜ込むのが手っ取り早いでしょう!
ガス代がそこまで気にならない、ということならじっくりと弱火で煮込むのもおすすめです。
本記事が参考になれば嬉しいです。
コメント