チーズおにぎりは腐る?傷みやすい原因と長く持たせる方法を解説!

今回は、チーズおにぎりが腐る可能性や長持ちさせる方法ついて解説します。

結論からいうと、梅干しなどと比べて、傷みやすいため注意が必要ですが、調理の際の扱い方や温度管理により長持ちさせることができます。

この記事では、注意点や原因、対策をご紹介していきますね。

ぜひ最後までご覧ください。

目次

チーズおにぎりが腐る可能性は?

おにぎりの具として使用するチーズは他の具材に比べて劣化しやすい傾向にあります。

そのため、チーズが腐るケースが出ることもあります。

防腐効果が弱い食材は基本的には加熱して用いることが推奨されるため、生のままおにぎりに混ぜ込むチーズはリスクがあると考えられます。

特に、生のチーズからリステリア感染が報告される事例がアメリカで見られています。日本国内ではまだこのような報告がないものの、食中毒のリスクは存在しますので注意が必要かと思います。

ただし、プロセスチーズの場合は製造工程で一度加熱される過程があるため、リステリア感染のリスクは比較的低いと考えられます。

傷む原因2つ

チーズおにぎりを傷ませてしまう最大の要因は、水分と温度という二つの要素です。

一つずつ具体的にみて見ましょう。まずは、単品として食べる場合やサラダのトッピングとして使用する場合には、傷みにくいという特性があります。しかしながら、暖かいご飯に混ぜてしまったり、冷ませる時間を適切に取らずに即座にラップや海苔で包んでしまうという行為が、傷みの要因となる可能性があります。

これらの行為から生じる問題点は、おにぎりの中が湿り気を帯び、その結果生じる水分が腐敗を促進させてしまうという点です。

衛生的な管理を心掛ければお弁当に入れて持ち運ぶことも可能です。ただし、暑い夏季には控えた方が良いでしょう。

腐らない長持ちさせる保存と持ち運び方!3つのコツ

特定の食材は確かに腐りやすい性質を持っているかもしれません。しかし、腐敗を最小限に抑えるための手段は存在します。よって、このリスクに対して過度に慎重になる必要はありません。重要な注意点は以下の三つです。

  • できるだけ水分に触れさせない
  • 保存温度は5〜10℃
  • 携帯時は保冷剤や保冷バッグと一緒にいれる

1つずつ解説します。

できるだけ水分に触れさせない

水分は微生物のエサとなります。

たとえ冷蔵庫の中に保管していたとしても、庫内が湿っていると、その部分に置いた食品はすぐに劣化する可能性があります。

私自身、湿気がこもっていることに気づかず、不運にもチーズが水浸しになるという状況を経験したことがあります。その結果、カビが生えてしまったという悲劇が起こりました。

そのような事態を避けるために、チーズを湿度が低い箇所に保管することを心掛けてください。

保存温度は5〜10℃

チョコレートの種類に限らず、保存温度は一般的に5~10℃が推奨されています。暑すぎると溶けてしまい、逆に冷凍させると食感や香りが低下する危険性があります。

チョコレートが未開封の場合は、パッケージに書かれている保存方法に従ってください。一度開封したら、できるだけすぐに消費しましょう。

また、賞味期限は未開封の状態でのものですから、開封後は「まだ賞味期限があるから」と安心するのではなく、早めの消費を心掛けるようにしましょう。

携帯時は保冷剤や保冷バッグと一緒にいれる

特に暑い季節には、保冷剤を保冷バッグに入れて移動することを推奨します。

温度が上昇すると、食品の腐敗が早まるため、可能な限り直射日光の当たる場所に置かず、冷暗所に保管することが重要となります。

保冷機能を内蔵したケースも市販されていますので、気になる方は確認してみると良いでしょう。

腐りにくいおにぎりの具材2選

適切な保管方法を使えば、チーズを使用したおにぎりでも傷むことはほとんどありません。

しかし、特に暑い夏場などは、食材が傷むリスクを極力抑えたいものです。

今回は、そのような場合におすすめの、傷みにくい具材をご紹介していきましょう。

具材選びのコツ

おにぎりを作る際に、なるべく賞味期限を長く保つための秘訣は、「塩気」と「酸味」の選択です。

高塩分の食材は防腐作用があり、またクエン酸を含むものは殺菌効果があります。

その他にも重要なのが、選ぶ食材の含む水分量についてです。

水分は細菌が増殖する要因となるため、極力ドライなものの選択をおすすめします。

以上の要素を考慮し、そしておにぎりにマッチする様々な具材がありますが、「梅干し」や「塩昆布」が特にお勧めです。

梅干し

まずは、梅干しです。

お弁当やおにぎりでよく見かける梅干しは、食品としての存在感が強く、白米の中央部分に飾ることが多いです。

その特徴的な酸味と塩味が絶妙に混ざり合った味わいがあり、極めて低水分なため、食中毒を予防するのに最適です。

具材として使う際には、細かく刻んで全体と混ぜると保存性が長くなります。ただし、その際には手や調理器具を清潔に保つことも忘れないでください。

塩昆布

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その名の通り、塩昆布には塩分が含まれています。

これが米にある水分と反応し、菌の蔓延を抑制する役割を果たします。

さらに、昆布には食物繊維も含まれており、便秘の問題に悩む方には最適です。

おにぎりの具としてはやや地味なイメージもありますが、ごま油との混合や、まさにチーズを加えるなど、様々なアレンジが可能です。

さいごに

梅干しや塩昆布などと比べて、傷みやすいチーズですが、調理の際に素手で触らず温度管理に気をつければ、より長持ちさせることが可能です。

本記事が参考になれば嬉しいです。

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